Wordの引用文献リスト機能を使ってみる

次の論文は吐くほど嫌いなMicrosoft Wordで書かなければいけなくなってしまったので、せっかくだしWordの引用文献機能を使ってみることにした。ただ、これが結構独特な仕様な上にウェブ上に情報の蓄積がなさすぎるのでここにまとめておく。

とりあえず英語文献を適当に追加してみる。登録するのは書籍、Jacob & Chestnut (1978) Brand Loyalty: Measurement and managementにしてみる。

この状態で登録して本文中に文献目録リストを作成すると以下のような形で表示される。

スペースが全部潰されて非常にみっともない感じになる。最初なんでこんなことになるのか全く分かってなかったんだけど、簡単な話、日本人の名前みたいにスペースを使わない言語向けの表記方法だということに気づいた。

つまり、右上の「言語の種類」が諸悪の根源で、ここを変える必要がある。

僕のだと日本語と英語(米国)しかないのがよくわからないのだが、とりあえずこれを英語(米国)にした上で引用文献リストをアップデートすると、

これでうまくいく。

ということは、逆にいうと和文誌の論文を言語「規定」のまま登録すると(ただ登録する際には一番上の「資料文献の種類」を書籍から変更する必要がある)、

こっちはうまくいく。

情報の蓄積がなさすぎる。みんな全然使っていないんじゃねーかこれ。