Raspberry Pi 400 / Blackmagic eGPU導入

僕らはホテイやイツキなど誰なのかもよくわからない誰かの物真似をひたすらに見せつけられながら、よくわかりもしないのにヘラヘラ笑っている。僕らはなんとなくこういうことなのかなとか思いながら、物真似から”まだ見ぬ本物”を推論し、補完した情報と目の前の現象の乖離を楽しんでいる。人はそれを喜び、またホテイやイツキの物真似は継承されていく…

Raspberry Pi 400

前からずっとほしかった一品。研究室での打ち合わせや、ゼミ生とのちょっとした調べ物などのための共用マシンとして。Windowsは嫌いだけどそのためにわざわざmac miniを導入するのもちょっとなーというところでちょうどよかった。Wordやpptを開くことは想定していない。余計なリソースを食いたくないのでクラウドストレージ系も入れない。

AmazonだとOSプリインストール済のSDカードや電源も付属したスターターキットはUSキーボードのものしか在庫がなかった。今だとスイッチサイエンスKSYから直接買えるのでそちらでよい。mini-HDMI to HDMIのケーブルが付いてるのも嬉しい。

本体とマウスのカラーリングが大変かわいい。好きです。

たぶんちょっとしたWebのブラウジングとYouTubeの視聴ぐらいにしか使われないはずなのでちょうどいい。

とりあえずもう少し使ってみる。

Blackmagic eGPU

3年前に買ったiMac (21-inch, Late 2019)の調子が非常に悪かった。研究ではGoogle Colab、ReadCube Papersで論文読み、TeXShopで執筆ぐらい、授業系ではKeynoteと、授業動画の作成のためにPremiere ProかAbletonで動画編集をするのだけれど、その辺は到底無理。

正確には予算の関係で安物を買ってしまった結果として十分なスペックが得られなかったのが悪いんだけど、Appleでは低スペでロクに動かなかったというのは割と珍しいので驚いた。Appleはロクに動かないレベルまでスペックを下げた価格帯はあまり出さない印象なので。

レストアや各種リセットなど何回か試しても改善しなかったのだが、macOSをmojaveからBig Surにしたら最低限は動くようになった。それでもセカンドディスプレイを使うと動きが遅くなって仕事にならなかったので、これをなんとか延命させるために外部ディスプレイへの接続はeGPUを使うことに。

写真でもわかる通り、iMacが21インチなのに外部ディスプレイが27インチなのがまず馬鹿みたいなんだけど。

買って気づいたけど、思ってたサイズ感の倍ぐらいはある。中にRadeon Pro 580が刺さってんだからでかいのは当たり前なんだけど、普通にゴミ箱型のMacProぐらいある。

この使い方ではまあ明らかに真価は発揮できないわけで、あまりにも活用できなかったら普通にMacBook Proでディープラーニングするのに使いますね。まあ最近ローカルで処理することは滅多にないけど。