e-bike Tern Vektron S10導入

安定してはいけない

俺みたいな人間は貯金なんかしたところで動きが遅くなるだけなので根本的に意味がない。たとえば仕事にしても、定年が長い(=長期的な安定性)は賃金の低下圧力に繋がって短期的には損をする。…本当は組織が保守・硬直化して超長期的にも損すると思うが。

僕は短期的に得た利益を他に回してドライブさせることに向いている人間なので、長期的な安定性なんて得てしまうと授業だけ最低限こなしてあとは朝から晩までYouTube見ながら寝るような生活になってしまう。それでは生きている意味が(少なくとも僕にとっては)ない。

あとずっと続けている投資については、自分の能力を金銭的にスコアリングできるという意味でゲームとして楽しいからやってるだけです。

ということで、ストレス発散も兼ねて大きな買い物をした。

電チャリを買った

カフェやら綺麗な景色やらを目当てにいろんなところに出かける身としては行動範囲が駅周辺に制限されてしまうのはなかなかつらいものがあって、しかし車の運転は禁止されている。そういう意味で前から電動自転車には興味があった。

特に前から気になっていたe-bike(電動モーターがついているスポーツモデルの自転車)を買った。星ヶ丘の電動自転車専門店motoveloでいくつか試乗した上でtern Vektron S10を購入した。

Tern Vektron S10

税抜¥298,000、その他泥除けなどのオプションもつけて総額税込36万でした。たっけぇ。

迷ったモデル:Daytona DE01X

元々はデザイン的にDaytona PotteringBikeのDE01Xを買うつもりでお店に行った。しかし最終的にternにした決め手はアシストのパワフルさで、もう結局それなのだ。

Daytona DE01X

電動自転車の使い勝手

僕の主な行動範囲として本山・八事・植田・星ヶ丘を囲む四角形を考えると、このエリアは本当に山に次ぐ山(坂ではなく山)で、普通の自転車だとかなりつらい。 

こういうのが何回も出てくる

そんななかS10にはBOSCHのモーターが乗っかってるんだけど、これがまた馬鹿ほど強力で、4段階のアシストを一番強いものにした状態では、平坦な道は逆に怖くて走れないぐらい強い。

電動自転車自体が初めてだったので、使い始めは正直進みすぎて怖かった。それぐらい強力。他のレビューにもある通り漕ぎ始めはそんなに強くないので信号待ちとかは大丈夫なんだけど、そこからぐっと踏み込むと、途端に慣性で首だけ置いていかれそうな加速の感覚がある。慣れるとかなり楽しい。

そしてアシストをオフにしても通常の自転車以上にペダルが重くなるようなこともない。後はモーター音なんかも全く気になったことはない。もしかしたらちょっとは鳴ってるのかもしれないけど、自分では今のところ気づいていない。

気になるバッテリーも航続距離100km(あくまで参考距離。たぶん高アシストを多用すると70kmぐらいなんじゃないかな)とのことで、今のところ平日に毎日使っていても充電は週末でいいぐらいの印象。

本山から八事まで山手通りを南下することを考えるとき、山手通りから一本内側に入るとそこは地獄かと思うほどアップダウンが続く。しかしそれもほぼ息切れなしでこなせる。すごい。

その他1:ブレーキ

油圧のブレーキが馬鹿みたいに利く。たぶん普通に走ってて思いっきりブレーキ絞ったら身体だけ吹っ飛ぶ。それぐらい利く。今のところ全開までブレーキをかけたのは試乗で念のためやってみた時だけ。

使っているとブレーキが鳴るようになるらしい。買って2週間毎日乗っていて航続距離80kmだけど今のところは全く鳴らない。

その他2:折りたたみ

残念ながら今のところ折り畳んだことはない。なぜなら自転車ごとエレベーターに乗せてマンション自室の玄関に突っ込んでいるため。どうせ折りたたまないだろうなということ自体は織り込み済みなのでどちらでもよく、とにかくエレベーターに乗る程度に小型のモデルがほしかった。