計算資源の枯渇(Colab Pay As You Go篇)

計算資源が完全に枯渇した。

いつからだったかColabはコンピューティングユニット制に移行したが、信じ難いことに、今月はそれをものの3日で使い果たしてしまった。

数日前から、ColabのPythonインスタンスを

  • プレミアムGPU × 3(実データによるモデル比較用)
  • 通常GPU × 2(シミュレーションデータ用)
  • 通常CPU × 1(計算過程や結果の確認用)

で6台ぐらい並列で回していた。計算資源を完全に使い果たした今となっては、もはや通常CPUのインスタンス1台以外は全く立ち上がらない状態に陥った。めちゃくちゃ遅い。

ちなみに現在のコンピューティングユニットの残量はColabのプラン選択画面で確認できる。

コンピューティングユニットの残量は当然0個である。

仕方ないのでPay As You Goする

計算用のパソコンを買わなくなったのは、結局のところ初期費用がクソほどに高い(70-100万ぐらい)ことと、買っても使う時期に偏りがあって、使わないうちにもっと早いGPUが出たりしてもったいないという2つの悩みゆえだった。ということで、今こそ必要な瞬間にランニングコストを注ぎ込む時である。

追加購入はわずか3ステップで終わった。なにか画像が表示されていないようにみえる「500コンピューティング単位につき¥5,243」をクリックして、

こんな感じで一瞬でコンピューティングユニットのチャージは終わり、即座に計算を再開できる。試しにリソースを表示してみると、

さあこれで作業が再開できるわけですね。

…このプロジェクトのためにいくら課金することになるんだろうか。研究費がもつことを祈る。