新美ゼミ募集2020

新美ゼミ募集2020

最終更新日:2020/09/28 10:30

今年もゼミ募集の時期がやってきました。なんかものすごく忙しいのとコロナなんかもあっていまいち仕事が進んでいないものの、今年も募集のためにちょっと書きます。(ちなみにこれは公式な募集要項ではありません。このブログは僕の独り言なので)

ゼミの活動内容

今読み返すと去年のゼミ募集のための文章はイキり過ぎている。1年目でよくあんな文章書いたな。とはいえ、うちのゼミの基本方針は去年と変わらず「マーケティング」「IT」「統計学」の3本柱です。

いろんなことをやっていく中で「そんなことやるのは時間の無駄」「もっと効率的に役に立つことだけ勉強したい」と思う人もいるかもしれません。しかし最も大事なポイントとして、まだ20歳前後の皆さん、そしてまだ30年も生きていない僕には、残念ながら「ある行動が人生において無駄なのかどうか」を評価する能力はありません。コロナ禍、スマートフォン、Alexa、ロボット掃除機、自動運転…それらによる社会の変容を一切予見できなかった僕らにとって、同じようにここから先、10年後の社会の移り変わりを踏まえて何かを学ぶなんていうのは無理です。結局のところ「急がば回れ」というその一言に要約されてしまうわけだけど、要は全部やればいいんだよ。うちのゼミのスローガンは #全部やる です。

今年度はコロナの関係もあって実施できなかったけど、来年度は名古屋マーケティングインカレに出ます。詳しくはオープンゼミで言いますが、近隣の私大のマーケティング系ゼミで集まってゼミ同士で発表を競い合う大会です。この大会は教員やマーケティングの実務家ではなく、参加している学生同士でライバルを評価していくちょっと特殊な大会です。専門的なだけでは勝てないことを去年の初出場で痛感して、うちのゼミがボロ負けしたことに対してゼミ生よりも俺が一番キレていたと思う。意外とそういうので盛り上がるタイプの人間なのです。

名古屋マーケティングインカレ2019@愛知淑徳大学
第1回中間報告発表会全体写真(公式HPより)

このインカレというものは、僕からしたら自分より一回り下の世代が、そしてみなさんからしたら同世代や、あるいは先生方みたいな自分の父親世代ぐらいの人たちが今どんなことを考えていて、何に興味があって、どんなものを目指しているのか、社会をどうみているのか、それがわかるだけでも楽しいんですよ(他ゼミに作っていただいた去年の発表メモ)。

求めている学生像

去年まで新美ゼミといえば飲食物持ち込み自由のアホみたいなゼミでしたが、今年それやるのは到底無理でした。さすがにそこまで馬鹿ではないです。

勉強とか就活ももちろん100%大事なんだけど、そういうつまらないことは抜きにして、頭使うのが楽しいとか、モノ考えてみんなで話し合うのが好きとか、そういうのがある方がたぶん向いています。去年も同じことを書きましたが、一番欲しいのは「自発性」と「興味の幅広さ」です。その2つが備わっていればその他のことは大抵なんとかなります。イキってて全然いいです。うちのゼミではちゃんと物事を論理的に捉えられる真面目な人材から発想がぶっ飛んだクレイジー人材まで広く求めています。俺はゼミでバチバチに議論した後みんなでサイゼでメシ食いながらお笑いの話するみたいなのがやりたいんすよ。去年もちゃんとその方針で幅広くいろんな人を採りました。おかげでゼミは波乱ですが。

自発性

うちのゼミは自分から動かないと全く何も起きないです。俺はゼミ生からも「引くぐらいコミュ障」とか言われるぐらいなので、自分から動いてください。インカレ出たい、こういうテーマやりたい、気になったので調べてみました、などなど、まず自分で動いてから、その結果を僕に教えてください。わからないことは聞いてくれればなるべく助けます。「これまでこんなことやってきました」「この先こんなことをやってみたいんです」みたいなのをどんだけでも自慢してください。基本的にそういうのを聞くのが好きなので。

一方の僕もモンゴルの-20度の満点の星空の下でゲルに泊まって死にかけた話から、アメリカで真夜中に散歩してたらギャングに囲まれて7万カツアゲされた話まであります。人付き合い悪そうとか冷たそうとかよく言われますが、話しかけられれば意外と喋ります。

興味の幅広さ

基本的には何にでも興味を持てる人じゃないとうちのゼミは厳しいです。「好きなモノもなく、興味も持てない、でもマーケティングはしたい」っていう人がたまにいるんだけど、物事に興味を持てないのにマーケティングだけやるのはたぶん地獄です。

まず自分の譲れない分野を見つけてください。趣味とか興味とかそういうものを見つけるにはインプットがないと無理なので、必然的に色々なものを見たり体験したりすることになる。だからこそ多趣味な人や一つのことを深く掘り進めた人と話すのは本当に楽しい。僕の場合だと、特定の音楽分野、IT知識、海外経験あたりなら結構強い方だと思います。スポーツと運動以外のことは教えてくれれば大抵は楽しく聞きます。

同時に、専門ゼミの要項にも書いてあったと思いますが、自分に好きなものがあるように、他人の好きなものを許容できることが必要です。この世の中には絶対に自分では受け入れられないような趣味嗜好を持つ他者というのが必ず存在しています。しかしそういう相手でさえも、この多様性社会においては(受け入れることまではしないにしても)存在を許容し、時には手を取り合って生きていくことが必要になります。

IT関係

別にパソコンに詳しい必要はないんだけど、ノートパソコンとスマホとWi-Fi環境は家にあったほうがいいかなーとは思う。パソコンはゼミの時だけ情報センターで借りられるからまあ大丈夫といえば大丈夫なんだけど。

うちのゼミでは、僕とのやりとりは全てSlackでやるので、スマホは使っていてもらえるとありがたい。今年は大学からWebClass使えって言われた関係であんまり活用できてないけど…

その他

ゼミだけだと全然時間が足りないので、昨年度は希望者だけを集めてプログラミング講座もやりました。これは人数が少なかったので僕の家でやりましたが、これからはコロナの関係もあるし家でやるのは難しいだろうなー。

我が家のリビング

本当はプログラミング講座以外にも時間外にカフェで読書会とかもやりたいんだけどねー。俺の時間がないんだよね。誰か企画して予定調整してくれ。

イベントなど

イベント関係は基本的に皆さんで企画をお願いします。企画されれば予定が合う限りは必ず行きます。ちなみに去年はうちでピザパーティやりました。そんな感じで、普通に研究室に弁当持って昼飯食いに来る人がいる程度にはフランクなゼミです。今はコロナで無理だけど。

あと、次はゼミ合宿で(コロナもあるからいつになるか本当に分かんないけど)日間賀島に行きたいなーと思っています。音楽関係でお世話になっている知り合いの旅館があるのでそこにみんなで行きたい。あとまじでゼミ合宿とか関係なく週末普通にグランピング行きたい。行きたいって言い続けて1年近く経った。全部コロナのせいだ。

注意点

これは個人的に一番大事なポイントなんですが、基本的に面接では真面目で全然遊んでないアピールみたいなのは要りません。なぜなら先ほども書いた通り、勉強も遊びもバイトも何もかも全部やればいいからです。全部やってください。

ちなみに、去年はこの文のせいでどうも俺が「真面目なやつなんかいらん」って言ったとかで波乱になってましたが、これの意図は「真面目なだけの人はうちのゼミには向いていないかもね」です。大好きなものがある人とか、忙しくなっても楽しくやれる人とか、そういう人の方がおそらく向いているゼミだっていうことです。勘違いしないでね。

最後に、好きなことにはお金をかけてください。僕は大学卒業の日、預金残高が27円でした。

そんな感じで、ゼミ生ともども仲間が増えることを楽しみにしています。