JupyterLab 3.0系が真っ白な画面になって起動しないならもうダウングレードしよう

急遽あまり専門でもないにもかかわらず構造方程式(SEM)を触る必要が出てきて、Pythonだとやりづらそうなので渋々Rを使うことにしたのだが、あまりソフトによっていろんなものを立ち上げたりしたくない関係でJupyterLab上から触ることにした。

AnacondaのCreate new EnvironmentsからRの環境を作って、JupyterLabなんかもそこでいちから入れてもらったのだが、その結果JupyterLabが立ち上がらなくなった。

ここでのポイントはRとは全く無関係に、Jupyer Notebookはちゃんと立ち上がって動作もするのにJupyterLabでのみブラウザが真っ白な画面から進まないこと。思い当たる原因といえば、環境を新しく作った関係でJupyterLabの最新版が入ったことだろう。複数の少しずつ異なる環境を作っても同じような症状に陥るので、まあそこで間違いなさそうだ。

先週倒れていた関係もあり、あんまり細かい検証に割く時間がないのが惜しいところではあるものの、StackOverflowとかGitHubのIssueとか漁っている限りはJupyterLabのバージョンの問題っぽい。ダウングレードで解決したという話も上がっている。

確認すると現状では3.0.11が入れられているが、PyPIを見るともう3.0.12どころかpre-releaseで3.1系が出ているのでAnaconda側でUpdate Indexとかアップデートとかやってみたが、結局改善せず大人しくダウングレードすることに。

Install specific versionのコマンドを見ると一番新しいのが2.2.6になっていてマジかという感じではあるものの、変に環境を一新してこれまでの分析プログラムの再現性が取れなくなっても困る(現に今は起動すらしてくれない)のでとりあえずこれで進める。JupyterLab 3.0系のリリース自体まだ今年に入ってからなわけだし、その挙動についてはまた別で環境を立てて実験すればいいことだ。

JupyterLabをバージョン2.2.6で入れ直して立ち上げる。

ちゃんと起動したしとりあえずRも動いた。なんか遅いが…