BASE BREADで完全食デビュー

前から完全食に興味があって、年明けに挑戦した日清 all-inが申し訳ないけどちょっと身体に合わなかったので今月から新しくBASE BREADを契約した。

当初完全食に挑戦しようと考え始めた時からBASE BREADの存在は知っていたんだけど、踏み切れない理由が二つあった。これはもう純然たる全粒粉のパンなので、まず毎食すべてが全粒粉のパンになるのはちょっとなーという思いと、単純に満腹にならなさそうな気がしていた。俺の少食っぷりを見ているゼミ生には笑われるかもしれないけど。

しかし実際のところ、満腹感という点ではこの商品は2袋で1食分で(だから1食で2つの味を食べることになる)、2袋食べるとまあまあのボリュームがある。一般的な成人男性では満腹とまではいかないかもしれないけど。

何より、僕のような仕事だと普段からがっつりお昼の時間をとって外食に行ったりするわけでもないし(ゼミ後にみんなで食べに出るぐらいで、それもコロナ禍になってからは滅多にない)、論文を書きながらBASE BREADをおやつ感覚でかじって珈琲を啜るのが割と性に合っていることに気づいた。

食の楽しみ

これにしてからというもの「食の楽しみがないのでは?」とよく言われる。それは俺がこのパンだけをひたすらむしゃむしゃ齧っているのを側から見ているからそう思うのだろう。でもこれはあくまで主食なのであって、副菜にサラダやスープをつけたり、生ハムと合わせたりバーガーにしたりと色々な食べ方が推奨されている。つまり食の楽しみは(創意工夫をする限りは)十分にある。

公式にも推奨されているように、クリームチーズ、あとはチョコレートスプレッドで有名なブランドnutella、さらにツナマヨなど色々なものに合わせることができる。何より全粒粉の少し硬いパンなのでスープと組み合わせるのが最高にいい。今のところBASE BREADのプレーンをクリームシチュー(100円ローソンに売っているパウチのやつで十分)につけて食べるのが費用対効果が高くてよい。日本橋で働いていた時にビルの地下に入っているパスタソースにパンをつけて食べるお洒落ランチのお店によく通っていたのを思い出した。コロナの中、あの店も次行った時には残っているだろうか。

あといま思いついたけど、無印良品に売っているスープカレー系のパウチにつけて食べるのも絶対に美味しい。僕は無印のカレーパウチを通販で箱買いする人間なので、次はグリーンカレーとブラウンマサラを買ってこよう。

栄養をとりすぎてはいけない

いくら僕がマルファン症候群で185cm 45kg、人と会うたびに「また痩せたね…」と引かれる身だからといって、好きな時間に好きなものを食べていいわけではないことがついに理解できた。腹が減ったからといって午前2時に定食屋で天ぷらと唐揚げの定食を食って寝るような生活をしていると、太りはしなくてもそれ以外で身体はボロボロになっていくものなのだ。それをやめて完全食に移行しただけで十分といえば十分なのだが、既にやめてしまったall-inで勉強になったのが、「必要な栄養素が全て入っている」からといってそれで栄養素を摂りすぎないかについてはよく検討しなければいけない。

僕の場合は完全食導入の根本の目的が塩分と脂質の摂取量を減らすことなわけで、成人男性の1日の塩分摂取量は(いくつかのソースを見る限り)6g程度かそれ未満あたりが目安のようで、それに対してBASE BREADは1袋あたりの塩分摂取量は推定値で一袋0.7g、2袋で1.5gとしても、付け合わせのスープの使い方などをうまく考えれば割といい具合に抑えられそうな感じではある(ちなみにall-inカップタイプの栄養成分表示には1食あたり4.5gとの表記があり、とにかく味が濃い)。

カレー味

BASE BREADカレー味が出た。いま早速食べている。率直にいうと、これで食事を済ませたいのであればアリだと思う。ただ先ほども無印のカレーを合わせたいと書いた通りカレーにもいろいろあるので、カレーパウチを用意できるならそれにプレーン味をディップした方がいいような気もする。

結論:BASE BREADは継続。