最近とにかく自宅の鍵穴の刺さりが悪く、ある日突然この玄関は開かずの扉へと変貌し、俺は家から永久追放されるのではないかという恐怖に日々怯えている。新品のスペアキーでも刺さりが悪く、鍵穴側が原因なのがタチが悪い。

現状の課題
髪質はそれなりにいい方だと思ってはいるものの、最近以下2つの問題を抱えており、何か変えなければと思っていた。
1. 風呂上がりに櫛が通りにくく、しかし髪が細いので無理に通すとちぎれそうで怖い。
2. 単純にもっと香りのいいシャンプーに変えたい
大きな問題は1つ目で、色こそ暗めの緑だけど実際には限界まで色を抜いているので髪自体はかなり傷んでいる。風呂上がりにこれなら単純にトリートメントが合っていないか、ヘアオイルなどを使って通りやすくするしかないだろうなという結論に至った。
&honey導入
ということで、シャンプーとトリートメントを変え、そして新たにヘアオイルを導入した。とりあえず全て&honey (https://www.and-honey.com/)のディープモイストにした。これは別に@cosmeで1位だったからとかというわけではなく、薬局に100円で売っていた試供品を使ったら割といい感じだったからです。

店頭で見て率直にたっけえなと思ったのだが、それもそのはずで、これまでと比較すると
『TSUBAKI プレミアムモイストシャンプー』の詰め替え用710mlが712円
『&honey ディープモイスト SP1.0』の詰め替え用350mlが1100円
なので、ミリリットル単価でみると1.02円から3.14円で3倍以上になったことになる。そこにヘアオイルも加わると4倍近くになるので、ずっと使い続けるってことはおそらくない。
効果
こういう商品の検討にあたり最も考えなければいけないのはプラセボ効果で、なんとなく使っていて気分がいいから効果があるように感じてしまうというのが一番厄介なところでもある。しかしこれに関しては、トリートメントして、タオルで乾かす時点でもう既に全然違っていて結構びっくりした。
ヘアオイルにせよ洗い流さないトリートメントにせよ、寝る前に髪に何かを塗ってから寝るという行為に強い抵抗感があったのでなかなか踏み込めていなかった(ワックスが大嫌いなことにもそれに近いものがあり、とにかく髪になにかを塗りっぱなしなのが嫌)。特にこのブランドはハチミツをすごく推しているけど、ハチミツというものは一回触ったら最後、念入りに手を洗うまで一生手がベタつくようなものなのであって、そんなものを髪に塗ったら終わりなのではないかという拭い切れない不安があった。しかしいざ使ってみるとかなりサラサラした質感で、手の中で伸ばすだけでなくなりそうな感じだった。当たり前だがこれはハチミツではない。
今回はタオルで乾かす時点で既に質感が普段と全く違う、さらにヘアオイルでそこから半日髪のさらさら感が続いたので効果があったことには間違いないのだが。
考察
以前のスキンケア用品との死闘でもそうだったように、個人的にこういう業界は怪しい情報が溢れ返る魔境だと思っているので、みんなが使っているとか@cosmeで大賞を取ったとかそういうのは全くもってどうでもいいし、ノンシリコンやオーガニックもどうでもいい。単純に保水量の高さと油を通す関係で櫛通りが良くなったのではないかと思う。蛇の唾液も、山に生えてる変な色のキノコも、どちらも紛れもなくオーガニックだが紛れもなく猛毒なのだ。
今後の課題
サラサラになった弊害として、サラサラすぎるという問題も出てきた。思えば美容師の方から「髪が細いからあんまりサラサラなやつ使わないほうがいいよ」と言われていたのだった。
とりあえず今回買った分がなくなるまでは使い続けようと思う。鍵穴にもアンドハニーのヘアオイルを突っ込むべきかもしれない。