ゼミ運営用のグループウェアをLINE WORKSからSlackに変えた話

ゼミ運営用のグループウェアをLINE WORKSからSlackに変えた話

ゼミ運営にLINE WORKSを試験導入したものの想像以上に難しく、情報系を広く触ってきた僕でもさすがに驚いた。「ビジネス用にもLINEアカウントがあったら…」という需要を満たす程度の気軽なものかと思いきや、かなりちゃんとしたグループウェアを目指している様子。

ただ、基本的に設定がかなり込み入っていて、グループに追加でメンバーをひとり入れるだけで割とゼミ生を交えて四苦八苦した。グループ側の設定からユーザを追加する時に、全ユーザのリストがなぜか出てこずにひとりひとり検索しないといけなかったり、逆にユーザ側の設定を開いた時にはそっちからはグループへの所属を振ることができなかったり、とにかく色々なところで詰まることが多かった。

そんなことをしていたらゼミ生の一人から「Slack知らないんですか?」とか聞かれ、いや知ってるに決まってるし、ということで結局個人的に使い慣れたSlackに全員で移行した。

Slackは慣れているのもあるけど、それ以上に設定が簡素なので楽。LINE WORKSのように組織図と権限移譲を使って運用するのは(とはいえある種ゼミは世代を部署として使っていけて最適かと思っていたんだけど)、実際にはゼミよりもっと大きな規模の組織向けなんだろうなあ。

学年ごとのチャンネルは作っておいて、後は学年内での個別のプロジェクトのチャンネルを学生が自由に作って議論に使えばいい。

ゼミ以外にも名大など他大での僕の所属も含めて、僕が先導しているもの(VPN関係とか情シスまわり)はこのSlackに入ってもらって情報共有をしています。

LINE WORKSは日程決めやアンケートがよさそうだと思っていたんだけど、結果いまのところまだ一度も使っていない。まあその辺はまた個別のWebサービス使いつつSlackでリンクを共有して使う感じにすればいい。

たとえば何かしらの是非を問うにも、いちいち全員に返信させるほど馬鹿らしいこともないので、そういうのはリアクションボタンで数値化させる方がいい。

Microsoftとの提携のプレスリリースもあって、ゼミで使うようなwordやPowerPointのファイルも共有しやすくなるだろうし、今度またしばらくはSlackで運用していこうかな。一度始まってしまえば下の世代が入ってきても導入させやすそうだし。