鶏肉と白菜で無水トマト鍋パスタとチーズドリアを作った話

冬休みで大学に行く必要がないので2年ぶりに髪を染めました。俺は赤にするつもりだったのだが、ゼミ生から似合わんからやめろと言われて青にしました(昔ずっと赤黒だったんですけどね)。おしゃれで落ち着いたアッシュっぽい青になって、意外と似合っている感じがする。年明け1月6日に戻します。

鶏肉と白菜で無水トマト鍋パスタとチーズドリアを作った話

圧力・無水・蒸し・炊飯・スロー調理・温め直しまでこなすSirocaの電子圧力鍋SP-D131には本当にお世話になっています。今年最後の料理は無水トマト鍋パスタとチーズドリアです。(ちなみに前回は小松菜と牛肉の絶品無水カレーでした)

作り方は至極簡単で、食材を順に鍋に投入していくだけ。まずにんにく3片ぐらいを細切れにしてからごま油で炒めていい感じになったら入れる。次に玉ねぎ1/2個をみじん切りにして入れる。そして白菜1/8個を適当なサイズに切って敷く。敷いた上に一口サイズに切った鶏肉を入れる(今回は12個)。上からコンソメと醤油などをごく少量かける(大匙とかそういうのは持っていないので知らない。適当に入れる。味が薄ければ後から足せばいいので少なめでよい)。

この時点でもうすでに優勝しか見えないな?

そしてカットトマト400gを流し込む。水分はこのカットトマトと白菜から出てくるものだけで多すぎるぐらい出て十分に鍋の湯量になる。

これはカットトマトなのだろうか…?ほぼペーストだが…

あとは無水カレーモードで15分圧力調理する。加圧/降圧の時間含めてまあ30分ぐらいで終わる。もちろん普通の無水対応の土鍋でもできるんだけど、時間が倍ぐらいかかるのと、その間ずっと火力の管理が必要になる。無水鍋は吹きこぼれたら終わり。

この量では主食がないと足りないので並行してパスタを茹でる。トッピングにとろけるチーズ(個人的にはスーパーに置いてある袋売りのゴーダチーズがよい)なんかをふりかけた上で、完成したトマト鍋を上からかける(人に振る舞うときはパスタとチーズとソースを全部別にしてそれぞれ食べたい量だけよそってもらう)。これをやるとチーズが軽く溶けた時点で完全に優勝する。ただしチーズが苦手な人というのもいて、そういう場合にはチーズ抜きにする代わりにほんの気持ちぐらい軽く隠し味でガラムマサラ(スパイス)をかけるというのもいい。これは七味で代用することも可能。チーズとガラム両方入れるのは(不味くはないんだけど、)前にスープパスタを作った時に若干後悔したのでやめたほうがいい。

ちなみにパスタは80g茹でた。パスタは必ず多く茹ですぎて後悔することになるので、茹でる前に絶対に規定量しか茹でないという強い意志を抱くことが重要。今回は絶対に80gしか茹でないという強い意志を持って茹でたところ全然足りなかった。人生は厳しい。

まあ仮にパスタが足りなかったとしても、この料理は鍋なので一通り食べ終わってもトマトスープが残るわけです。この汁は無水鍋でガッツリ味が出ているので、トマト雑炊みたいな形にもできるし、そうじゃなくてもご飯にかけてチーズのせてオーブンで焼けばグラタンにもできる。グラタン用に挽肉を軽く炒めて具にするというのもいい。

はっきりいって完全に優勝した者にしか”””視(み)”””えない”””頂き(セカイ)”””まで到達してしまった。ここまでくると、もはや石焼きビビンバとか釜焼きのピザとかにも興味が出てきてしまった。あと近々ビール鍋をやってみたい。コクがえげつないぐらい出るらしいとのことで大変興味深い。

もはや覚王山でカフェどころの話ではない。料理が天才的にうまい。

こういうの話してると「孤独のグルメみたいですね」とか言われるのだが、別に誰だろうと来てくれればいつでも作るんだよ。食わせる奴がいないからここに書いてんだよ。

ということで完全に優勝したい皆様の挑戦をお待ちしております。