痩せまくっている話

痩せまくっている話

痩せたくて仕方のない人たちには申し訳のない話だけど、普通に生活しているだけで病的に痩せていく。病気だから当たり前なんだけど。

限界を超えて痩せすぎるとすぐにわかる。耳管開放症が再発するから。気圧調整のために最低限必要な量の脂肪すら失われるのだ。

それが珍しく頻発するので、体重が減ったことに気づいた。
年始には確かに体重が55キロあったはずなのだが、先日(それも食後に)渋々体重を測ったところなんと48キロしかなかった。

身長が晴れて185センチに達したので、BMI(Body Mass Index)では14.02、適正体重からの乖離は-27.3kgとなる。体重を1.5倍に増やしてもまだ届かないといういよいよ絶望的な値に。適正体重まで増やすのは無理にしても、この状態だと理想体重まで持っていくのも大変な状況。

とはいえ取り急ぎ体重を増やさないと立ちの講義もロクにできない状態なので、とりあえず毎朝ご飯を3合炊いて職場に持って行き、退勤までに食べ尽くすというルールを課している。
ここでポイントになるのは、決して少食ではないということだ。
1食にご飯1膳としても、それを1日に6回ぐらい食べるので総量としてはそれなりに食べている。しかし食べていても痩せるから問題なのだ。

色々なものを辞めまくり、肉や炭水化物は食べ、しかし塩分摂取量は極力抑える。
これをやらないと(正しくはこれをやってもなお)毎日割とつらめの不整脈は起きるし、この身長で痩せまくっているということは同時に関節への負担も大きくなる。
マルファン症候群と上手に付き合っていくのは本当に難しい。